離れていく彼の地に祈り捧げ 胸に刻む記憶の子守歌
あの夢は手のひらにしまいこんで いざ箱から飛び立とう
壁に描いたあの楽園は 僕の見た幻
幼い頃確かにこの身で 感じた蜃気楼
大人になり 僕はやがて 何も見えなくなり
重ねていく 増え続けてく 時間だけが過ぎる…
離れていく彼の地に祈り捧げ 胸に刻む記憶の子守歌
あの夢は手のひらにしまいこんだ 掲げれば強く光を放つ
悲しさや楽しさを共に抱えた 友たちに最後の言葉告げて
忘らるる地上の楽園目指し いざこの地にサヨナラを…
旅立ちの日を思い返せば 蘇る故郷の景色(いろ)
いつになれば辿り着けるか 遠き約束の地よ
疲れきった二本の脚 折れそうになる心
真っ直ぐ立て しっかり歩けと 風が頬を撫でる…
悲しさや楽しさを共に抱えた 友たちの言葉を噛み締めた
倒れこむ僕を嘲るように 現れゆらり揺れる蜃気楼
つまずいてはただ砂を掴むだけ 追うことすら叶わず消えていく
それでもあの頃の夢を信じ 頑なに前を向く
(間奏・ギターソロ)
離れていく彼の地に祈り捧げ 胸に刻む記憶の子守歌
忘らるる地上の楽園目指し このあてどない旅は続いてく
遥か彼方の地平線の先 朱く滲み溶け出した夕陽に
ふいに溢れ出そうになる涙 また大地にサヨナラを…
詞:スレ2-259、382投稿作品