街が眠りにつくころ
街が眠りにつくころ 灯ひとつ灯して
いつもの小径に今夜も あなたを待ち続けましょう

舞い降りる 雪だけが 街中を染め上げるように
あなたへの 想いだけ この胸に灯しましょう

街が眠りにつくころ 灯はふたつになり
細い小径にふたつの 足跡が続くでしょう
そしてふたりの 足音だけが
街に響くでしょう
© 2007 よこ